タンデム自転車のギア比改善

Panther Geminiの後輪スプロケを交換したメモ

 

改造後の後輪まわり

改造前

後:14-16-18-20-22-24-28T

 

購入時の仕様は、7速ボスフリー、ハブの幅は135mm。

一般的には、スポーツ車のカセットフリーハブに交換するが、

今回は、11速ボスフリーハブという変態パーツを発見したため、これを装着する。

改造前クリアランス

 

改造後

後:13-15-17-19-21-23-32T (シフター流用なので11sのうち7sのみ)

改造後のクリアランス

 

材料

11-13-15-17-19-21-23-25-28-32-36T(11s)

 

シフターは改造なしとし、11sギアのうち、7速のみ利用。

端の11Tと36Tはチェーンラインが悪くチェーンが外れそうなので使わない。

シフターは既存のもの(LTWOO 7速用)を流用する。

シフターを変えれば 9速ギアにはできるはず。

 

ボスフリー7速と11速の比較

ボスフリー11速ギア取り付け

リアランス確保のためのワッシャー

スプロケットの厚みが36.5mm→41mmと+4.5mmになるので、

ワッシャーでスペーサーとして、フレームに接触しないようにする。

 

  • 10速用チェーン

Shimano CN-M980

チェーン比較

これまで一番軽いギアでチェーンが外れ安い傾向があった。

・標準チェーンが6-7速用のママチャリグレード品であること。

Panther Geminiのホイールベースが短いこと

これらの原因で、チェーンが斜めになるとチェーンが脱落していたと推定した。

このため、以下処置の効果を期待したい。

・多段用の薄いチェーンしたことで、チェーンがしなりやすい

・両端のギアを使わないことで無理なチェーンラインにしない

 

 

 

まとめ

・11sボスフリーハブとチェーンだけで改造できた

・試走した感じでは、チェーン脱落なし、ギアの変速も良好